2020年に実施した特別講習・集中講座

2020年中に実施した特別講習・集中講座の記録です。
最新の特別講習・集中講座に関する情報は、こちらを御覧ください。

会場は、特記のない限り、ポタラ・カレッジ東京センター

12/26・27 年末集中講座 「上師供養儀軌」の解説 Ⅶ(最終回)

オンライン受講・通信受講対応・・・・・
 パンチェン・ラマ四世(一世)ロサン・チューキ・ギェルツェン大師がお説きになった『上師供養(グルプージャ)儀軌』の全篇を、ダライ・ラマ十四世法王による講伝録をもとに詳しく解説します。11月に実施した第6回の続きで、今回で完結する予定です。
◎ テキスト『甚深道たる上師供養儀軌』(ポタラ・カレッジ チベット仏教叢書6)
 講師:ゲシェー・ソナム・ギャルツェン(本会会長・主任講師
 ※ 担当講師からのメッセージ → こちらを御覧ください。
 日時:12月26日(土)、27日(日) 二日間とも午後1時~6時
 受講費:正会員・賛助会員9,000円/準会員10,000円/一般12,000円
 受講資格:無上瑜伽タントラの大灌頂を受けている方
新型コロナによる混乱状況などのため第4回、第5回、第6回を受講できなかった方も、通信受講の方法(USBメモリ等による録音提供)によって今から対応できますので、希望者は御相談ください。
年内の定期講習は、25日(金)までとなります。

11/3・23 晩秋の集中講座 「上師供養儀軌」の解説 Ⅵ

オンライン受講・通信受講対応・・・・・
 パンチェン・ラマ四世(一世)ロサン・チューキ・ギェルツェン大師がお説きになった『上師供養(グルプージャ)儀軌』の全篇を、ダライ・ラマ十四世法王による講伝録をもとに詳しく解説します。9月と10月に実施した第5回(新型コロナ対策の関係で、実施方法を試行錯誤中だったため、このページには非記載)の続きです。
◎ テキスト『甚深道たる上師供養儀軌』(ポタラ・カレッジ チベット仏教叢書6)
 講師:ゲシェー・ソナム・ギャルツェン(本会会長・主任講師
 日時:11月3日(火・祝)、23日(月・祝) 二日間とも午後1時~6時
 受講費:正会員・賛助会員9,000円/準会員10,000円/一般12,000円
 受講資格:無上瑜伽タントラの大灌頂を受けている方

10/17・18 秋の集中講座2 止観の瞑想

オンライン受講・通信受講対応・・・・・
 仏教の内容を本当に自分のものとするには、まず教えを聴聞して知識を習得し(聞)、次にそれを考察・吟味して十分な納得を確立し(思)、さらに徹底的な瞑想を重ねて体験的に会得する(修)というプロセスが不可欠です。これの3番めの瞑想(修習)とは、本格的には止観、つまり心を一点に集中する禅定たる「止住」と、真理を深く洞察する三昧たる「勝観」を組み合わせて修行する必要があります。
 今回の集中講座では、このような止観の瞑想について、インド-チベット系の仏教聖典に準拠しつつ、分かりやすく丁寧に説明します。
 講師:クンチョック・シタル(本会副会長・主任講師
 日時:10月17日(土)・18日(日)二日間とも午前11時~午後5時(昼休み1時間
 受講費:正会員・賛助会員9,000円/準会員10,000円/一般12,000円
 受講資格:どなたでも御参加いただけます

10/10・11 秋の集中講座1 四聖諦の解説

オンライン受講・通信受講対応・・・・・
 お釈迦様が一番最初の御説法で説き明かした4つの真理、四聖諦(四諦)を分かりやすく説明します。
 四諦の具体的な中身は、苦諦・集諦・滅諦・道諦です。私たちのこの世界は、突き詰めれば苦しみ以外の何物でもありません(苦諦)。その原因は業と煩悩で、諸煩悩の根底には実体視の習慣たる無明があります(集諦)。ならば、諸煩悩が種子から根絶されれば、苦しみの止滅した状態が実現するはずです(滅諦)。そのためには、諸存在の空性を直観的に覚る智慧で、煩悩の根本原因たる無明を断じるべきだ(道諦)・・というのが、四諦の大まかな内容です。これは、小乗・大乗・密教の全てに共通する、仏教全体の教理と実践の枠組みです。それゆえ釈尊は、初転法輪でこの教えを明らかにし、その枠組みに沿う形で、以後の様々な教えをお説きになったわけです(もう少し詳しくは、 こちらの記事も御参照ください)。
 昨今のように疫病の流行などに直面すると、四諦の入口となる苦諦を身近に実感できるため、仏教の本格的な学修へ入るのに適した時期だと考えることもできるでしょう。
 講師:ガワン・ウースン(本会専任講師
 日時:10月10日(土)・11日(日)二日間とも午前11時~午後5時(昼休み1時間
 受講費:正会員・賛助会員9,000円/準会員10,000円/一般12,000円
 受講資格:どなたでも御参加いただけます

2/11・23・24 早春の集中講座 「上師供養儀軌」の解説 Ⅳ

 パンチェン・ラマ四世(一世)ロサン・チューキ・ギェルツェン大師がお説きになった『上師供養(グルプージャ)儀軌』の全篇を、ダライ・ラマ十四世法王による講伝録をもとに詳しく解説します。昨年10月に秋季集中座として実施した第3回の続きです。
◎ テキスト『甚深道たる上師供養儀軌』(ポタラ・カレッジ チベット仏教叢書6)
 講師:ゲシェー・ソナム・ギャルツェン(本会会長・主任講師
 日時:2月11日(火・祝)、23日(日・祝)~24日(月・休) 23日と24日は延期
    三日間とも午後1時~6時
 受講費:正会員・賛助会員13,000円/準会員14,500円/一般17,500円
 受講資格:無上瑜伽タントラの大灌頂を受けている方
※ 当日は祝日・振替休日のため、東京センターの定期講習と定例法要は、お休みとなります。

★ 【8月8日記】延期となっていた上記2月23日・24日分の講義につきまして、新型コロナウイルス流行の事態改善がみられず、今のところ定期講習も全面通信受講方式に戻っている現状に鑑み、夏季休講期間中に担当講師が自宅で講義録音を行なうこととなりました(8月12日・13日の予定)。その翌週ぐらいに、受講者の方々へメールで御連絡し、定期講習の通信受講に準じた各方法(音声データのダウンロード、CDの郵送、受講者が用意したUSBメモリの返送、etc.)で録音を提供することに致したいと思います。

1/13 新春特別講習 インド仏教の八大祖師

 チベット仏教の源流となるインド大乗仏教の伝統は、主にナーランダ寺の法流に属する大祖師たちによって確立されたものです。その中でも古くからお名前をあげられているのは、ナーガールジュナ(龍樹)、 アールヤデーヴァ(聖提婆)、アサンガ(無著)、ヴァスバンドゥ (世親)、ディグナーガ(陳那)、ダルマキールティ (法称)、グナプラバー(功徳光)、シャーキャプラバー(釈迦光)の八大祖師です。今回は、教主釈尊とこれら八大祖師たちの功徳を称える祈願文「カーニャムマ」に沿って、八大祖師の偉業を概観したいと思います。
◎ テキスト『チベット仏教常用経軌集』(ポタラ・カレッジ チベット仏教叢書4)
 講師:ガワン・ウースン(本会専任講師
 日時:令和2年1月13 日(月・祝)午前 11時~午後5時 (途中1時間の昼休み)
 受講費:正会員・賛助会員4,500円/準会員5,000円/一般6,000円
 受講資格:どなたでも御参加いただけます。
※ 当日は祝日のため、定期講習「現観荘厳論」は休講となります。

◎ 2019年に実施した特別講習・集中講座の記録は、こちらを御覧ください。