POTALA COLLEGE

བཀྲ་ཤིས་བདེ་ལེགས། タシーデレチベット語で「こんにちは」
ようこそ、ポタラ・カレッジへ

チベット仏教普及協会(愛称:ポタラ・カレッジ)は、ダライ・ラマ法王直系の正統なチベット仏教を学び実修する拠点として設立された、日本で最初の本格的なチベット仏教の団体です。
このホームページは、チベット仏教普及協会の公式サイトです。本会が主催する定期講習や集中講座の御案内、高僧による灌頂や伝授のお知らせ、出版物の御紹介などを行ないます。



新着情報

定期講習6週めのダウンロード 2024.12.4掲載

 東京センター秋からの定期講習 第6週め(11月25日~12月1日)の各科目の録音ダウンロード御案内メールは、12月4日(水)までに受講者の方々へ全て一斉送信し終えました。ダウンロード御案内メールをお待ちで、まだ第6週までの分が届いていない方は、恐れ入りますがメールかお問合せフォームで御一報ください。
11月24日(日)に実施した京都教室2科目の録音ダウンロード御案内は、12月1日(日)に前納受講者の方々へ一斉送信しました。11月の京都教室を各回納付で通信受講されたい方は、お早めにお申し出ください。

11/23 特別講習 カーラチャクラの願文 2024.11.9掲載

 「カーラチャクラ」の研究を長く手がけてきたクンチョック・シタル師による解説。今回のテーマとなる「祈願文」には、「カーラチャクラ」の灌頂や生起次第・究竟次第の要点が網羅されているので、二次第の行法を概観して把握するのに適しています。とりわけ、他の無上瑜伽タントラと大きく異なる究竟次第の六支瑜伽について、大まかな枠組みを学ぶことができると思います。11月23日(土・祝)午前11時~午後5時、詳しくは、こちらを御覧ください。

11/3・4 集中講座 四つの思い込みを離れる秘訣 2024.10.23掲載

 サキャ派初期の在家ラマで勝れた智慧者として知られるタクパ・ギェルツェンが、文殊菩薩から伝わる教誡をまとめた「シェンパ・シデル(四つの思い込みを離れる)」を読み解きます。ツォンカパ大師の「ラムリム」に通じる重要な教えを、簡潔で分かりやすい偈頌を通じて学びます。11月3日(日・祝)・4日(月・休)、両日とも午前11時~午後5時、詳しくは、こちらを御覧ください。

10/21~ 秋からの定期講習御案内 2024.10.5掲載

 お待たせしました! この秋に開講する定期講習の御案内ページが出来ました。こちらです。
 2020年秋から始めて御好評をいただいているオンライン講義を、今期も大半の科目で実施します。教室への出席、オンライン受講、通信受講という3つのやり方を、受講者の方がそのときの御都合に応じ、自由に組み合わせて活用できます。とても便利なシステムです。

 東京センターは、10月21日(月)より順次始まります。新規開講は、次の4科目です。それ以外のクラスは、9月までの内容の継続となります。

1.中辺分別論 担当:ガワン・ウースン
 火曜 午後6時30分~8時 10月22日開講 教室/オンライン/通信併用
 誤った極端論を排除して中道の見解を確立するという、仏教思想の根本的なテーマについて、弥勒菩薩がアサンガ(無著)へ説いた教え。唯識派と中観派の中道解釈を比較して学びたい方へお奨め。

2.菩提心釈 担当:ガワン・ウースン
 通信受講専用コース 10月下旬開講
 ナーガールジュナ(龍樹)が世俗菩提心と勝義菩提心について説いた短い教え。密教の立場からは、『秘密集会』根本タントラ第二分の密意を解釈したものと位置づけられています。

3.薬師如来の成就法 担当:ガワン・ウースン
 通信受講専用コース 10月下旬開講
 薬師如来を拝む成就法の儀軌を解説し、当病平癒の修法など実践的な理解を深めていきます。

4.チベット語応用 サキャ・レクシェー 担当:ガワン・ウースン
 日曜 午後1時30分~3時 10月27日開講 教室/オンライン/通信併用
 チベット語でチベット文化を学び、内容の濃い会話ができるようになることを目指かコース。教材として、サキャパンディタの『サキャ・レクシェー』を読みます。

2020年に発生したコロナの問題が収束しても、その影響が経済面も含めて長引くとともに、戦乱や自然災害など五濁悪世の諸相が表面化する状況が続いています。しかし実は、このような時期にこそ、仏教を学び実践するならば、より大きな功徳が得られることになります。なぜかというと、仏教の出発点となる「苦諦(苦しみの真理)」を体験的に受け入れやすい環境だからです。お釈迦様は、生老病死の苦を正しく認識すべきことをお説きになり、それを根本的に完全解決する道として仏教の教理・実践体系を提示なさったのです。それゆえ、現在の困難な状況を修行の道に転じ、教えの要点となる出離や菩提心に思いを深め、自利・利他円満を目指して精進してゆくことが大切だといえます。仏教の中でも密教、とりわけ無上瑜伽タントラは、こうした五濁悪世の様相が強まれば強まるほど、威力を発揮する教えだと説かれています。

10/13・14 秋季集中講座 カーラチャクラの行法 2024.10.2掲載

 パンチェン・ラマ三世による、「カーラチャクラ」の修行法を簡潔にまとめたグルヨーガと成就法を、祈願文と併せて解説します。10月13日(日)・14日(月・祝)、両日とも午前11時~午後5時、詳しくは、こちらを御覧ください。 今回の受講お申し込みみは、10月10日(木)までで締め切ります。

9/23 初秋の特別講習 龍樹の因縁心論 2024.9.13掲載

 9月の特別講習は、ガワン・ウースン師の担当で、インド中観派の開祖である大論師ナーガールジュナ(龍樹)の『因縁心論』を学びます。十二縁起、空性、中道などについて説き明かした短い教えを、分かりやすく解説します。実践的な中観哲学の根本に触れる、ちょうどよい機会です。9月23日(月・休)午前11時~午後5時、詳しくは、こちらを御覧ください。

8/4 夏の特別講習 カーラチャクラの概要 2024.7.20掲載

 ダライ・ラマ法王が世界各地で大灌頂を厳修してこられたため、「カーラチャクラ(時輪)」は、チベット密教の中でも有名な教えとなっています。しかし、実際の内容は非常に複雑な体系のため、正しく知ることは容易でありません。今年の夏の特別講習では、「カーラチャクラ」の研究を長く手がけてきたクンチョック・シタル師が、灌頂や行法の要点を分かりやすく解説します。世界平和の祈りが込められた「カーラチャクラ」について認識を深めることは、昨今の世界情勢を鑑みても、大変に意義深いことだといえるでしょう。8月4日(日)午前11時~午後5時、詳しくは、こちらを御覧ください。

7/9 初転法輪御縁日法要 2024.7.2掲載

 チベット暦の6月4日(今年の場合、新暦7月9日)は、「チューコル・トゥーチェン」といい、お釈迦様が最初の説法をなさった日とされています。
 ポタラ・カレッジでは、釈尊の偉業に随喜と感謝を捧げる法要を、当日夜に厳修します。今年は、ダライ・ラマ法王猊下の御誕生日(7月6日)とも日にちが近いため、法王の御長寿祈願も併せて修法します。7月9日(火)午後7時45分からです。オンラインでも御参加いただけます。詳しくは、こちらを御覧ください。

5/23 サカダワ法要 2024.5.16掲載

 チベット暦の4月15日(今年の場合、新暦の5月23日)は、お釈迦様の御誕生・成道・涅槃の御縁日とされています。
 ポタラ・カレッジでは、東京センターで当日夜に「サカダワ法要」を厳修し、併せてオンラインでも御参加いただけるように致します。5月23日(木)午後7時45分からです。詳しくは、こちらを御覧ください。

4/29~5/6 GW特別講習・集中講座 2024.4.17掲載

 連休中の特別講習・集中講座として、次の3つを予定しています。いずれも、教室出席、オンライン受講、通信受講を自由に併用できます。
4/29(月・祝)般若心経と密教」担当:齋藤保高 顕教と密教の様々な修行も、突き詰めれば「色即是空、空即是色」に集約される仕組みを明らかにし、実際の行法の意味と位置づけが見えてくるようなお話をします。
5/3(金・祝)-4(土・祝)チャクラサンヴァラの行法 Ⅲ」担当:ゲシェー・ソナム・ギャルツェン 昨年12月に大阿闍梨チャト・リンポチェ猊下から「チャクラサンヴァラ大灌頂」を受けた方を主な対象として、生起次第などの行法を詳しく解説しています。
5/5(日・祝)-6(月・休)心の訓練(ロジョン)七義」担当:ガワン・ウースン 私たちの自己中心的な心を菩薩の利他心へ変容してゆくための秘訣。大乗仏教の根幹となる大慈悲や菩提心を育む伝統的な修行法であり、顕密共通の道として必須の内容です。
詳しくは、こちらのページを御覧ください。

5/4-5 チベットフェスにポタラのブース出展 2024.4.16掲載

 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス・ジャパン)が主催する「チベット・フェスティバル 2024」に、ポタラ・カレッジのブースが出展します。会場は築地本願寺、日時は5月4日(土・祝)・5日(日・祝)午前10時~午後7時。期間中ポタラ・カレッジのブースには、クンチョック・シタル師が常駐する予定です。イベントの詳細はこちらを御覧ください。

大阿闍梨チャト・リンポチェ 灌頂の御案内 (受付終了)

大阿闍梨チャト・リンポチェ猊下

 現代のチベット仏教界を代表するゲルク派の高僧 チャト・リンポチェ猊下が、総本山善通寺(真言宗善通寺派・香川県)の招聘により御来日され、チベット仏教普及協会(ポタラ・カレッジ)東京センターでも12月下旬に密教の灌頂を授けてくださいます。
 一般向の行事としては、顕密共通の道を説く「前行御法話」と、所作タントラに基づく「孔雀明王の許可灌頂」、「十一面観自在の許可灌頂」があります。いずれも、リアルタイムのオンライン受法が可能です。詳しくは、こちらを御覧ください。 御参加いただくには、必ず事前の受法お申し込みが必要です。お申し込みの受付は、12月12日(火)で全て締め切りました

教室でのマスク着用について  2023.3.6掲載

 御承知のとおり、「令和5年3月13日より、マスクについて屋外・屋内とも原則不要とし、着用は個人の判断に委ねる」という政府方針が先般発表されました。
 本会の役員会で協議した結果、ポタラ・カレッジ東京センター内や京都教室会場内に於ても、上記政府方針のとおり、3月13日(月)以降、マスクの着用は各自の判断とすることになりました。詳しくは、コロナ対策特設ページを御参照ください。

新刊 チッタマニ・ターラー尊成就法 2022.8.1掲載

チッタマニ・ターラー尊成就法

 ポタラ・カレッジ チベット仏教叢書の第9巻が出来あがりました。『チッタマニ・ターラー尊成就法』。諸仏の衆生救済活動を体現する母尊、ターラーの修行法を紹介・解説する内容です。。
 第Ⅰ部は、灌頂の有無に関係なく誰でも実践できる祈願法。第Ⅱ部は、灌頂を受けてから修行する内容で、無上瑜伽タントラに基づくチッタマニ・ターラーの成就法、及び生起次第・究竟次第の解説。詳しくは、こちらのページを御覧ください。

新刊 所作タントラ成就法集 2021.11.10掲載

所作タントラ成就法集

 ポタラ・カレッジ チベット仏教叢書の第8巻が出来あがりました。『チベット仏教 所作タントラ成就法集1』。所作タントラに属する行法のうち、最も代表的な諸尊の成就法をまとめて収録した一冊です。
 十一面観音菩薩、文殊菩薩、薬師如来、忿怒金剛手の成就法略本等が掲載されています。経軌のチベット文、片仮名読み、和訳を併記していますから、誦えながら観想する修行の実践に便利です。詳しくは、こちらのページを御覧ください。

2019GW 密教伝授の記録ページ 2019.6.9掲載

ツォンカパ大師600年御遠忌を記念して実施した「2019年GW 密教伝授」の保存版記録ページが完成しました。こちらです。

ポタラ・カレッジ 20周年 記念行事 2018.11.22更新

平成30年秋、チベット仏教普及協会(ポタラ・カレッジ)は、設立二十周年を迎えました。大変小規模ながらも有意義な活動を地道に継続してこられたのは、会員・受講者をはじめ、有縁の方々のお蔭です。
このたび、設立二十周年にあたり、10月20日(土)に、記念法要を厳修し、併せて祝賀パーティを開催致しました。
そのほか、10月上旬から11月初頭にかけて、本会会長ゲシェー・ソナム・ギャルツェン師による許可灌頂、専任講師ガワン・ウースン師による成就法解説、副会長クンチョック・シタル師による記念講演などを、二十周年行事として実施しました。
詳しくは、こちらの保存版ページを御覧ください。

リン・リンポチェ猊下結縁御法話成満 2018.7.12掲載

リン・リンポチェ七世猊下

ギャプジェ・ヨンズィン・リン・リンポチェ七世猊下が、7月9日にポタラ・カレッジ東京センターへ御来臨なさり、結縁の御法話「ラムリムの概要」をお授けくださいました。そのときの御様子を紹介する保存版ページをアップしたので、御覧ください。こちらです。
リン・リンポチェ七世猊下は、ダライ・ラマ十四世法王猊下の第一の恩師である先代リン・リンポチェ六世猊下の生まれ変わりとして、現代チベット仏教界で最高位の転生活仏のお一人と位置づけられています。


ガワン・ウースン師の共訳書「倶舎論註」刊行 2017.9.4掲載

全訳 ダライ・ラマ1世 倶舎論註解脱道解明』(現銀谷史明/ガワン・ウースン・ゴンタ 訳、起心書房)が9月末に刊行される予定です。通仏教的な基礎学として有名な『倶舎論』を学ぶのに、大変役だつ一冊です。詳しい情報は、出版元のサイトを御覧ください。こちらです。

2017春の密教伝授の記録ページ 2017.5.16掲載

大阿闍梨チャト・リンポチェ猊下

大阿闍梨チャト・リンポチェ猊下(ギュトゥー寺前僧院長)をお招きして4月に実施した「2017年春の密教伝授」の保存版記録ページをアップしました。こちらです。

「入菩薩行論」和訳本の頒布 2016.5.25掲載

入菩薩行論

ダライ・ラマ法王猊下の来日御法話のテーマとなった『入菩薩行論』の和訳図書を、ポタラ・カレッジで頒布しています。こちらを御覧ください。
2016年5月の法話会場で配付された日本語テキストは、この図書の内容の一部を、翻訳者と本会の了承を得て複写・製本したものです。
※ 「入菩薩行論」は、現在品切れ中です(重版未定)。



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