【2026年8月2日最終更新】
祝日等に実施する特別講習、連休や休講期間等に実施する集中講座の情報を、逐次アップしてゆくページです。
会場は、特記のない限り、ポタラ・カレッジ東京センターです。
2026年 特別講習
8/15-16 夏季集中講座2.
中観密意解明の概要
◎ オンライン受講・通信受講対応・・・
ゲルク派宗祖ツォンカパ大師による『中観密意解明(ウマ・ゴンパ・ラブセル)』の要点を概観する集中講座です。『中観密意解明』は、インド中観派の大論師チャンドラキールティ(月称)の『入中論』を詳細に解説したもので、ツォンカパ大師の顕教面に於ける最終的な立場を打ち出した論書と考えられます。ツォンカパ大師は、インド仏教の様々な思想哲学を徹底的に比較検証したうえで、チャンドラキールティにより集大成された中観帰謬論証派の見解を究極のものと位置づけています。そして密教の修行も、それを理論的な裏づけとして実践するよう、様々な機会に強調しているのです。
今回の集中講座では、今春に刊行された講師と奥山裕氏の共訳書、全訳 ツォンカパ造『入中論広釈・密意解明』(法蔵館)をテキストに用い、第一章から第五章までを概観します。その続きとして、9月21日(月・祝)と22日(火・祝)の両日に、『入中論』や『中観密意解明』の中心となる第六章を学ぶ集中講座を実施する予定です。
講師:クンチョック・シタル(本会副会長・主任講師)
※ 担当講師からのメッセージ → を御覧ください。
日時:8月15日(土)、16日(日)
両日とも午前11時~午後5時(途中1時間昼休み)
受講費:正会員・賛助会員9,000円/準会員10,000円/一般12,000円
受講資格:どなたでも御参加いただけます
受講申込:このページの下の方にある申し込みボタンで申し込みできます。科目名「中観密意」と書いてください。教室出席希望者は、その旨明記してください(1日だけ教室出席希望の場合は、その日にちも書いてください)。
集中講座:中観密意解明の概要
クンチョック・シタル師からのメッセージ
『中観密意解明』は、チャンドラキールティがお書きになった『入中論』根本頌、及び『入中論自註』に対する、ツォンカパ大師の註釈書です。その第六章は、中観帰謬論証派に基づく空性の見解を理解する上で非常に重要です。しかし、テキスト全体では、菩薩十地に関連づけて十波羅蜜が述べられており、菩薩の初地から果たる仏地に至るまでの大乗の聖者の段階が説かれています。福徳と智慧という大乗仏教全体のテーマが扱われており、第六章以外の章にも、大乗仏教を学ぶ者にとって重要な内容が多く含まれています。
今回から始まる一連の集中講座では、ツォンカパ大師の『中観密意解明』を冒頭からわかりやすく解説していきます。
第一回めの今回は、序論から第五章までを解説します。その概要は以下の通りです。序論では、まず礼賛が述べられます。仏菩薩への礼賛ではなく、最初に悲に礼賛することの理由を説いています。これに関連して、菩薩の三つの因や三種類の悲などが論じられます。
続く第一章から第五章までは、それぞれ、十地の初地から第五地と、十波羅蜜の布施・持戒・忍辱・精進・禅定波羅蜜に該当します。これらの五つの波羅蜜のうち、布施・持戒・忍辱は福徳の資糧の、精進は福徳・智慧の資糧の、禅定は智慧の資糧の因になると、第三章で述べられています。各章では、それぞれの地の名称の語源、地の功徳、その地で殊勝となる波羅蜜の分類や特徴などが説明されます。加えて第一章の前半では、菩薩十地の説明に関連して、「菩薩」という語の意味、菩薩の有する功徳、声聞・独覚にも法無我の了解があることなどが論じられています。特に、声聞・独覚にも法無我の了解があると認める点は、中観帰謬論証派の特色であり、ツォンカパ大師は経典や論書を引用しつつ『入中論自註』よりも詳しく哲学的な議論を展開しています。
初地から第五地へ進んだ菩薩が、次の第六地で般若波羅蜜に住することにより、本格的に滅を得ることになるので、今回扱う箇所は、次回以降の第六章へつながる重要な部分です。チベット仏教を深く知りたいと思う皆さんの参加をお待ちしております。
5/8-9 夏季集中講座1.
僧院教育の入門課程 ドゥータⅢ
◎ オンライン受講・通信受講対応・・・
5月に実施した「GW集中講座 僧院教育の入門課程 ドゥータⅢ」の続きです。
チベットの僧院教育では、一番最初の入門課程として、「ドゥータ」を学びます。これは、仏教論理学と阿毘達磨に基づいた存在論で、様々なものごとを定義・分類し、相互の関係性を考察してゆく内容です。仏教全般を通じて語られる五薀・十二処・十八界といった概念も、それらの定義・分類・実例などを正しく理解しておかないと、高度な哲学的論考についてゆけなくなってしまいます。なので、チベットの僧院では、最初の段階でドゥータを学び、問答の修行の基礎固めをすることになっています。
この一連の集中講座では、ドゥータの研究と指導に定評のあるガワン師が、独自にまとめた資料をもとに、慣れないうちは意外に難解なドゥータを分かりやすく解説します。今回は、原因と結果、肯定と否定などについて考察します。
講師:ガワン・ウースン(本会専任講師)
日時:8月8日(土)、9日(日)
両日とも午前11時~午後5時(途中1時間昼休み)
受講費:正会員・賛助会員9,000円/準会員10,000円/一般12,000円
受講資格:どなたでも御参加いただけます
受講申込:このページの下の方にある申し込みボタンで申し込みできます。科目名「ドゥータ3」と書いてください。教室出席希望者は、その旨明記してください(1日だけ教室出席希望の場合は、その日にちも書いてください)。
5/5-6 GW集中講座2.
僧院教育の入門課程 ドゥータⅢ
◎ オンライン受講・通信受講対応・・・
4月に実施した「春季集中講座 僧院教育の入門課程 ドゥータⅡ」の続きです。
チベットの僧院教育では、一番最初の入門課程として、「ドゥータ」を学びます。これは、仏教論理学と阿毘達磨に基づいた存在論で、様々なものごとを定義・分類し、相互の関係性を考察してゆく内容です。仏教全般を通じて語られる五薀・十二処・十八界といった概念も、それらの定義・分類・実例などを正しく理解しておかないと、高度な哲学的論考についてゆけなくなってしまいます。なので、チベットの僧院では、最初の段階でドゥータを学び、問答の修行の基礎固めをすることになっています。
この一連の集中講座では、ドゥータの研究と指導に定評のあるガワン師が、独自にまとめた資料をもとに、慣れないうちは意外に難解なドゥータを分かりやすく解説します。今回は、原因と結果、肯定と否定などについて考察します。
講師:ガワン・ウースン(本会専任講師)
日時:5月5日(火・祝)、6日(水・休)
両日とも午前11時~午後5時(途中1時間昼休み)
受講費:正会員・賛助会員9,000円/準会員10,000円/一般12,000円
受講資格:どなたでも御参加いただけます
受講申込:このページの下の方にある申し込みボタンで申し込みできます。科目名「ドゥータ3」と書いてください。教室出席希望者は、その旨明記してください(1日だけ教室出席希望の場合は、その日にちも書いてください)。
5/3-4 GW集中講座1.
チッタマニ・ターラー尊の行法解説Ⅱ
◎ オンライン受講・通信受講対応・・・
4月に実施した春季集中講座「チッタマニ・ターラー尊の行法解説Ⅰ」の続くの内容です。チッタマニ・ターラー尊の加持灌頂を受法した方を対象に、生起次第と究竟次第の詳しい行法解説を行ないます。講師の共著書『チッタマニ・ターラー尊成就法』をテキストにして、グルヨーガを含む成就法儀軌の具体的な修行法などを丁寧に解説します。
ターラー尊の様々な行法の中でも、「チッタマニ・ターラー」は、最高水準の密教である無上瑜伽タントラに基づくもので、大変奥深い実践が凝縮された秘法です。加持灌頂を受けたら、まずは三昧耶と律儀を保持することが肝要であり、その上さらに生起次第・究竟次第の行法を正しく学び、成就法などを修行できれば大変素晴らしいことです。
講師:ゲシェー・ソナム・ギャルツェン(本会会長・主任講師)
日時:5月3日(日・祝)、4日(月・祝)
二日間とも午後1時~6時
受講費:正会員・賛助会員9,000円/準会員10,000円/一般12,000円
受講資格:チッタマニ・ターラー尊の加持灌頂を受けている方に限ります(昨年8月の灌頂でなくても、過去に受けていれば参加できます)
受講申込:このページの下の方にある申し込みボタンで申し込みできます。科目名「チッタマニ2」と書いてください。教室出席希望者は、その旨明記してください(1日だけ教室出席希望の場合は、その日にちも書いてください)。
◎ 『チッタマニ・ターラー尊成就法』(ゲシェー・ソナム・ギャルツェン・ゴンタ、小野裕子 著/ポタラ・カレッジ チベット仏教叢書9)をお持ちの方は、当日御持参ください。お持ちでない方は、会場でもお求めになれます。
4/11-12 春季集中講座2.
僧院教育の入門課程 ドゥータⅡ
◎ オンライン受講・通信受講対応・・・
今年2月に実施した「早春の集中講座 僧院教育の入門課程 ドゥータ」の続きです。
チベットの僧院教育では、一番最初の入門課程として、「ドゥータ」を学びます。これは、仏教論理学と阿毘達磨に基づいた存在論で、様々なものごとを定義・分類し、相互の関係性を考察してゆく内容です。仏教全般を通じて語られる五薀・十二処・十八界といった概念も、それらの定義・分類・実例などを正しく理解しておかないと、高度な哲学的論考についてゆけなくなってしまいます。なので、チベットの僧院では、最初の段階でドゥータを学び、問答の修行の基礎固めをすることになっています。
今回の集中講座では、ドゥータの研究と指導に定評のあるガワン師が、独自にまとめた資料をもとに、慣れないうちは意外に難解なドゥータを分かりやすく解説します。
講師:ガワン・ウースン(本会専任講師)
日時:4月11日(土)、12日(日)
両日とも午前11時~午後5時(途中1時間昼休み)
受講費:正会員・賛助会員9,000円/準会員10,000円/一般12,000円
受講資格:どなたでも御参加いただけます
受講申込:このページの下の方にある申し込みボタンで申し込みできます。科目名「ドゥータ2」と書いてください。教室出席希望者は、その旨明記してください(1日だけ教室出席希望の場合は、その日にちも書いてください)。
4/4-5 春季集中講座1.
チッタマニ・ターラー尊の行法解説Ⅰ
◎ オンライン受講・通信受講対応・・・
チッタマニ・ターラー尊の加持灌頂を受法した方を対象に、生起次第と究竟次第の詳しい行法解説を行ないます。講師の共著書『チッタマニ・ターラー尊成就法』をテキストにして、グルヨーガを含む成就法儀軌の具体的な修行法などを丁寧に解説します。
ターラー尊の様々な行法の中でも、「チッタマニ・ターラー」は、最高水準の密教である無上瑜伽タントラに基づくもので、大変奥深い実践が凝縮された秘法です。加持灌頂を受けたら、まずは三昧耶と律儀を保持することが肝要であり、その上さらに生起次第・究竟次第の行法を正しく学び、成就法などを修行できれば大変素晴らしいことです。
なお今回の続きの内容として、GW集中講座「チッタマニ・ターラー尊の行法解説Ⅱ」を、5月3日(日・祝)~4日(月・祝)に実施する予定です。
講師:ゲシェー・ソナム・ギャルツェン(本会会長・主任講師)
日時:4月4日(土)、5日(日)
二日間とも午後1時~6時
受講費:正会員・賛助会員9,000円/準会員10,000円/一般12,000円
受講資格:チッタマニ・ターラー尊の加持灌頂を受けている方に限ります(昨年8月の灌頂でなくても、過去に受けていれば参加できます)
受講申込:このページの下の方にある申し込みボタンで申し込みできます。科目名「チッタマニ1」と書いてください。教室出席希望者は、その旨明記してください(1日だけ教室出席希望の場合は、その日にちも書いてください)。オンライン受講の申し込みは、4月3日(金)午後6時で締め切ります。
◎ 『チッタマニ・ターラー尊成就法』(ゲシェー・ソナム・ギャルツェン・ゴンタ、小野裕子 著/ポタラ・カレッジ チベット仏教叢書9)をお持ちの方は、当日御持参ください。お持ちでない方は、会場でもお求めになれます。
3/20 春の特別講習
ダライ・ラマ七世「中観の四念住」の解説
◎ オンライン受講・通信受講対応・・・
ダライ・ラマ七世法王が残した仏教詩の中から、『中観の見解の教え・四念住の歌』を紐解きます。
仏教一般の四念住(四念処)は、不浄・苦・無常・無我を観じるもので、三十七菩提分法の最初の四つに位置づけられています。しかし、この詩で説かれる四念住は、そうした通仏教的な内容とは異なり、上師(ラマ)・慈悲・本尊・空性の四者を観じていきます。それにより、大乗仏教の枠組みの中で、顕教と密教を結びつける要点を瞑想するという内容です。
今回の特別講習では、この教えを現ダライ・ラマ14世の解説に基づき、分かりやすく説明します。今年はダライ・ラマ14世法王猊下の生誕90周年であり、チベット仏教界に於て「慈悲の年」と宣言された記念すべき年です。これ合わせて、慈悲・菩提心・空性の智慧へつながっていく仏教の根本的実践を行なうとともに、今生で良い成果が得られるよう真摯に学ぶ機会にしたいと思います。
講師:クンチョック・シタル(本会副会長・主任講師)
※ 担当講師からのメッセージ → を御覧ください。
日時:2025年3月20日(金・祝)午前11時~午後5時(途中1時間昼休み)
受講費:正会員・賛助会員4,500円/準会員5,000円/一般6,000円
受講資格:どなたでも御参加いただけます。
受講申込:このページの下の方にある申し込みボタンで申し込みできます。科目名「四念住」と書いてください。教室出席を御希望の場合は、その旨を明記してください。
※ 当日は祝日のため、定期講習「ヤマーンタカ 一尊の行法」は休講となります。
特別講習:中観の四念住
クンチョック・シタル師からのメッセージ
ダライ・ラマ7世「中観の四念住」の解説と実践
今回の特別講習では、ダライ・ラマ7世の『中観の四念住』を、現ダライ・ラマ14世の解説に基づいてわかりやすく紐解いていきます。本年はダライ・ラマ14世法王の生誕90周年であり、チベット仏教界において「慈悲の年」と宣言された記念すべき年です。この佳節に合わせ、慈悲・菩提心・空性の智慧へとつながっていく仏教の根本的実践をするとともに、今生で良い成果が得られるよう真摯に学んでいきます。
講義のメインとなるのは、四念住に示された四つの重要なテーマの解説です。チベット仏教の実践において主導的な役割を果たす「上師(ラマ)への祈願」、大乗仏教のエッセンスである「慈悲の瞑想」、智慧の側面である「空性の認識」、そして密教の実践において最も重要視される「本尊ヨーガ」について、14世のテキストに依拠して論理的に説明します。これらの四念住を丁寧に解説しながら、時に瞑想の実践も交えて、理論と実践の両面から理解を深めていきます。
我々が仏教という教えに出会い、信仰を持つからこそ、その根本要素である菩提心や慈悲、そして空性の認識を深めることは、人生において最も価値ある行となります。四念住の解説を通じて、チベット密教や大乗仏教の深遠なエッセンスを身近に体感していただける内容です。興味をお持ちの皆様の参加を、心よりお待ちしております。
2/11・23 早春の集中講座
僧院教育の入門課程 ドゥータ
◎ オンライン受講・通信受講対応・・・
チベットの僧院教育では、一番最初の入門課程として、「ドゥータ」を学びます。これは、仏教論理学と阿毘達磨に基づいた存在論で、様々なものごとを定義・分類し、相互の関係性を考察してゆく内容です。仏教全般を通じて語られる五薀・十二処・十八界といった概念も、それらの定義・分類・実例などを正しく理解しておかないと、高度な哲学的論考についてゆけなくなってしまいます。なので、チベットの僧院では、最初の段階でドゥータを学び、問答の修行の基礎固めをすることになっています(ドゥータや問答のちょっとした紹介記事は こちら)。
今回の集中講座では、ドゥータの研究と指導に定評のあるガワン師が、独自にまとめた資料をもとに、慣れないうちは意外に難解なドゥータを分かりやすく解説します。
講師:ガワン・ウースン(本会専任講師)
日時:2月11日(水・祝)、23日(月・祝)
両日とも午前11時~午後5時(途中1時間昼休み)
受講費:正会員・賛助会員9,000円/準会員10,000円/一般12,000円
受講資格:どなたでも御参加いただけます
受講申込:このページの下の方にある申し込みボタンで申し込みできます。科目名「ドゥータ」と書いてください。教室出席希望者は、その旨明記してください。
1日め(2/11)の内容を録音ダウンロードで通信受講し、2日め(2/23)に参加したい場合は、今からでもお申し込みを受付致します(2/21締切)。
※ 当日は祝日のため、定期講習は休講となります。
1/12 新春特別講習
獅子吼観自在の成就法
◎ オンライン受講・通信受講対応・・・
2025年8月に行なわれた「獅子吼観自在の許可灌頂」受法者の方を主な対象として、簡潔な成就法を分かりやすく説明します。獅子吼観自在を本尊とする行法を学ぶ貴重な機会です。
講師:クンチョック・シタル(本会副会長・主任講師)
日時:2026年1月12日(月・祝)午前11時~午後5時(途中1時間昼休み)
受講費:正会員・賛助会員4,500円/準会員5,000円/一般6,000円
受講資格:密教の何らかの灌頂・許可灌頂を受けている方
受講申込:このページの下の方にある申し込みボタンで申し込みできます。科目名「獅子吼」と書いてください。教室出席を御希望の場合は、その旨を明記してください。
※ 当日は祝日のため、定期講習「中観荘厳論」は休講となります。
インターネットで受講のお申し込みができます。上のボタン「受講申込」を押し、フォームに必要事項を記入のうえ(受講科目名の記載を忘れないように御注意願います)、送信してください。複数の科目を一括して申し込んでも構いません。なお、出席できなくなったときは、電話やメール等で速やかに御連絡ください。
◎ 2025年に実施した特別講習・集中講座の記録は、こちらを御覧ください。


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